体感する2022.02.27

“宇宙式”トレーニング vol.3 腹筋

限られたスペースの中で過ごすという点で、ステイホームと宇宙船滞在はほぼ一緒。しかもベッドに寝たきりの人間の筋肉は、無重力の中で過ごした宇宙飛行士のそれと同じような状態なんだとか。宇宙から帰還直後の飛行士のように自力歩行が困難、とまではいかないものの、確かに「最近、体力が落ちたなあ」と感じる人も多いはず。そろそろ世間にもアクティブな雰囲気が戻りつつあることだし、ここはひとつ、宇宙飛行士のトレーニングにならって怠けた身体を目覚めさせようじゃないか。

 

この『“宇宙式”トレーニング』は、自宅で簡単にトライできるエクササイズを紹介する連載。第三回目は「腹筋」。私たちもいつかは宇宙に行くかもしれないし、今から宇宙飛行士気分で挑戦してみよう!

【前回のおさらい】

第二回目に紹介したのは腕立て伏せ。こちらもほぼ重力のない状態で過ごし、筋力が衰えてしまった宇宙飛行士が実践するトレーニングで、効率的な全身運動が期待できる。シンプルな動きだが、腕・背筋・腹筋を同時に使うこの運動は忙しい我らにもぴったり。

今回は、体幹の筋肉を鍛える腹筋に挑戦。身体の柱である体幹トレーニングは、体づくりには欠かせない。

 

【体幹を鍛える腹筋】

①仰向けに寝た状態から膝を曲げ、足の裏を床につける。 胸の上で腕を重ねて組む。

②腹筋だけを使い、肩甲骨が地面を離れるくらい上半身を十分に高く上げるの意識して身体を起こす。 肩を降ろして元の姿勢に戻る。

 

基本的なトレーニングが続くが、基礎こそすべて。

いつか宇宙に行く日のために引き続き頑張ろう。